朝ごはん from ベトナム!
皆さんお待ちかね!「世界の朝ごはん&おやつ」第13回目です。
世界中に拠点をお持ちの“国際交流基金”のご協力により、世界各地の朝ごはんとおやつをご紹介させていただくという、シンプル but ワクワクな試み。これまで ハンガリー、ドイツ、エジプト、イタリア、ロシア、メキシコ、インド、再びメキシコ、そしてタイ、インドネシア、スペイン、アメリカと、世界各国の素敵な朝ごはんやおやつをご紹介させていただきました。
そして約1年半ぶりにお送りする今回は、ベトナムです。本日5月19日は、ベトナム建国の父であるホー・チ・ミンの誕生日。毎年テレビでホー・チ・ミンの功績を称える番組が数多く放映されたり、生誕記念式典が行われたりするとのこと。
この日を記念し、アジア各国の中学・高校などの日本語教師や生徒のパートナーとして、授業のアシスタントや、日本文化の紹介を行う「日本語パートナーズ」に参加し、首都ハノイで活躍するC.Hさんからのベトナム朝ごはんレポートです。
ハノイの朝の定番「ブン」
ベトナム料理と言えば「フォー」が定番ですが、ハノイでは「ブン」の店の方が多く、街中の朝ごはんとして一番人気があります。「フォー」と「ブン」は同じ米粉の麺ですが、「ブン」は微発酵させて茹でた丸麺で、食味はもちっとした感じです。
「フォー」は鶏肉と牛肉の2種類ですが、「ブン」は魚、エビ、カニの卵、たにし、きくらげなど種類が多いので、毎朝食べても飽きないのかもしれませんね。
「おこわ」も人気!
そして、街中の朝ごはん2番目は「おこわ」です。
街のあちこちに朝だけ「おこわ」の店が現れ、プラスチックの小さい椅子に座って食べます。このお店では、蓮の実の入った「おこわ」に、マッシュされた緑豆のペーストをスライスして、フライドオニオンを乗せて食べていました。テイクアウトの場合は、蓮の葉でくるんでくれて10,000VND(編集者注:約50円)でしたが、とても美味しかったです。
さて、このコーナー恒例の
「現地のあいさつを覚えてみよう!」
です。
ベトナム語で「おはよう!」は何と言うでしょう?
Chào buổi sáng!(チャオ・ブオイ・サン!)という言い方もあるようですが、それよりも一般的なのは
Xin chào! シン・チャオ!
です。「Xin chào!」は「おはよう」にも「こんにちは」にも「こんばんは」にも使える、非常に便利な言葉。ただし親しい友人同士だと、「チャオ+相手の人称代名詞」となるようです。
※参照:ベトナム語会話 超・入門編「朝と夜の挨拶」
さあ大きな声で「シン・チャオ!」
今日も素敵な一日をお過ごしください!
協力
国際交流基金:http://www.jpf.go.jp/j/
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