セルビア洪水被災地復興チャリティイベント 開催レポート by The International Center in Tokyo
英文記事:加藤翼・谷口陽子(ICT)
日本語訳および追記:徳橋功(My Eyes Tokyo)
撮影:ICT
2014年9月5日、私たちThe International Center in Tokyo(ICT)は「セルビア洪水被災地復興チャリティイベント」を「My Eyes Tokyo」さんとの共催で、東京・品川にあるセルビア大使館で行いました。お越し下さった参加者は111人、ご購入いただいたラッフルチケットは130枚、そして最終的にセルビア政府に寄付した総額は22万4760円に上りました。皆様からいただいた貴重な寄付金は、現地の方々の救済に充てられます。
今回のイベントの目的は、チャリティを通じて日本とセルビアの結びつきを強くし、相互理解を深めることでした。2011年の東日本大震災発生後、日本はセルビアから多額の義援金をいただきました。だから私たちはそのお返しの意味も込めて、このイベントを企画しました。
9月5日 夜7時、駐日セルビア大使のネナド・グリシッチさんからの開会の辞で幕を開けたチャリティイベント。セルビアで起きた洪水だけでなく、広島で発生した土砂崩れにも思いを寄せながら、ご来場いただいた皆様に感謝の意を述べられました。
その後、MCの徳橋功さん(共催団体「My Eyes Tokyo」主宰)によるインタビューが行われました。お相手はセルビア大使館員と東京在住セルビア人女性で、洪水や東日本大震災での体験などをお話しして下さいました。
*詳しい内容はこちらをご覧下さい。
インタビューに続いて、ICTによるワークショップ。まだ暑かった9月にピッタリのサマードリンクを作る試みですが、それは日本の緑茶とセルビアのジャムを混ぜ合わせるというもの。ICT所属で日本茶に詳しい山本春菜と阿部亜紀子がデモンストレーションを行いながら作ったお茶を、会場の皆様に。すると、意外なおいしさが大好評!しかもICTが独自にブレンドしたお茶の中から、過去3回のワークショップで人気だったものを、会場で販売させていただきました。
日本とセルビアのマリアージュから生まれたお茶を片手に、しばしのご歓談を楽しんでいただいた後、未だかつて誰も見たことが無いような生け花ショーが行われました。登場したのは華道家だけでなく、ベーシスト、そして何と現役のお坊さん!エフェクターとアンプにつながった鋏が空気を切り裂く音は、ベースや声明(しょうみょう)と相まって神秘的な世界を作り出し、参加者はすっかり引き込まれていました。
いよいよ会も終わりに近づきました。最後はチャリティラッフル(くじ引き)を実施!スポンサーの皆様よりご提供いただいた素敵な素敵な品々に、ご当選者様は大喜びされていました。
*スポンサー様のご紹介はこちらをご覧下さい。
そしてICT代表の加藤翼による閉会の辞で、約3時間に渡るチャリティイベントは幕を閉じました。
このイベントの主旨にご賛同いただいた協賛者や後援者の皆様、そしてお越しいただいたご参加者の皆様、本当にありがとうございました!
皆様からお預かりした義援金を、セルビア大使館にお渡しして参りました!(2014年9月10日)
関連リンク
セルビア大使館: http://www.tokyo.mfa.gov.rs/jpn/
The International Center in Tokyo (ICT): http://www.intlcentertokyo.com/(英語)
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