ジェントルマンなベテラン記者さん

*写真は一部インターネットよりお借りしています。 

今年から大リーガーの仲間入りを果たした、超大型ルーキーのダルビッシュ有投手。メジャー開幕から１ヶ月経った今でも、その素晴らしい制球力で、すでに５勝をあげ、全米の大注目を集める彼。素晴らしいデビューですね！

そして、私もそのダルビッシュフィーバーにあやかり、ルーキーコラムニストとして、こちらのサイトで輝かしくデビューしたわけですが（笑）
今回はダルビッシュと同じく（笑）ルーキーの私、中薗麻衣が体験したヤンキースタジアムの裏側での面白いお話をお送りします！

今年からこのスタジアムに足を踏み入れた私。まさに記念となる初日、ドキドキしながら球場内のプレス用エレベーターに乗っていたら、目の前に居合わせた紳士に声をかけられました。

「ねえ、あなたはLAから来たの？」
その日はロサンゼルス・エンジェルスとの対戦だったので、どうやら私のことを、LAから来たのだと思ったようです。

「ノーノー、私はNY地元っ子よ。この球場へは今日初めてきたの」

すると「お～～～だからだね、見たことないと思ったんだ。じゃあ、僕が色々と教えてあげるよ～」と、プレスルームツアーをしてくれることになりました！

紳士は自分の席に荷物を置くなり、早速顔なじみの記者たちに挨拶回り。爽やかに挨拶をすませた後、これまた爽やかにルーキーの私の紹介もして下さった。なんとその場にいたヤンキース広報担当にも。

「彼女は今日が初めてなんだって、だからこれからよろしく頼むよ～」

さすが紳士・・・素敵です！紳士のおかげで、初日にして大勢の関係者に挨拶をすませることができたルーキーの私。なんてラッキー！！！

しかし、こうも見渡してみるとヤンキースの記者は本当に大のベテラン陣ばかり。言ってみれば爺さまばかり（失礼！）でございます。。。やはり伝統のある球団だけに、このようなベテラン揃いなのかもしれませんね。

その日のベテランたちは、突如球場に現れた若輩者ルーキーに興味津々（？）のようで、試合中も必死でスコアブックをつける私の横で、色々と話かけてくるのです・・・おかげさまで何度カノーのプレーを見逃したか（笑）

長年に渡ってここで選手たちの涙あり、感動ありのドラマを見てきたのでしょう。バックネットの裏側のこぼれ話を集めるには、彼らと仲良くなるのが一番の近道かもしれないと、目の前でホームランを放ったジータ選手の姿を追いながら、コラムルーキーは１人思うのでした・・・

まだ終わっていませんよ！
ここに登場してきた紳士、実はどなたかというと。。。あとでわかったことなのですが、なんとアメリカ３大ネットワークのひとつ、CBSで長年ヤンキースを担当している、名物アナウンサーだったんです！びっくり！（数日後、一緒にいた同僚が、私が彼と仲良く話しているのを見てめちゃくちゃびっくりしてました。。。。）

今ではとても仲良しのお友達です～☆

それでは、今日はこの辺で。。。。！