投資家の皆様へ

 

My Eyes Tokyoが大きくなり、知名度を上げれば「真に世界に開かれた東京・日本」というイメージを海外の人々に抱かせることができる。その規模にまでMy Eyes Tokyoを成長させるためには、皆様からのご支援が必要です。

 

My Eyes Tokyoは東京や日本の宝になり得る – わずか一人のインタビューから始まり、世界の片隅でひっそりと、誰からも視線を向けられることなく日本在住外国人たちへのインタビューを10年間続けた末に、私たちはそのような確信に至りました。

2010年に日本が「クールジャパン」を打ち出してから、5年以上の時が経ちました。1つの国でポップカルチャーから伝統工芸まで幅広く体験できるのは、確かに日本の魅力です。さらに東京オリンピックの開催の決定後、それまでは旅行業界用語に過ぎなかった“インバウンド”(訪日観光客誘致)が一般にも知られるようになりました。

しかし一方、日本は難民の受け入れ状況などが象徴するように、決して世界に開かれた国とは呼びがたいのも現状です。しかも英語力が全般的に低いというイメージも離れがたく付きまとっています。それらが影響しているのか、敢えて厳しいことを申せば、訪日観光客数はフランスの4分の1、さらに一都市に過ぎない香港やマカオの後塵を排しています。

もしかすると本音では「海外から人を呼びたくないのではないか」とすら考えてしまいます。そしてその心理の背景には「理解し得ない人を日本に入れることへの抵抗」があるのではないでしょうか。

 

そこで、My Eyes Tokyoの登場です。

その「理解し得ない人々」が日々何を考えて生きているかを、単なる情報ではなく、ストーリーとして日本人に深く伝えるのです。しかも日本語で。

企業の海外進出や、訪日観光客誘致において、自分たちとは異なる環境で生まれ育った人々のことをきちんと知ることは、必要不可欠であるはず。しかもそれらを無味乾燥なデータではなく、1000いいね!を集めるような読み応えのあるストーリーを通じて可能にするメディアは、他にあるでしょうか。

日本人にインタビューし、その人々の人生を綴るオンラインメディアは確かに存在します(それでも私たちが知る限りわずか一つですが)。しかし日本で活躍する、または活躍に向けて情熱を燃やしている外国人の過去、現在、未来を伝えるメディアの存在を、私たちは知りません。

なぜでしょうか。それは言うまでもなく、インタビュー記事は作成に大変な手間と時間を要するからです。まして外国人たちへのインタビューは、語学力以上に忍耐力、そして“異なる環境で生きてきた人たちへの理解力”が必要だからです。 そのような過程を数百回経験し、それらをきちんとした物語にまとめ、しかも日本語のみならず英語でも発信しているメディアが、他にあるでしょうか。

答えはNoです。それは手間と時間がかかる割に、収益がほとんど見込めない。そう思われていたからです。

 

しかしそんな時代は、もう終わりを告げようとしています。

単なる情報の羅列だからと避けられる傾向にある広告に、昨今ストーリーテリングの手法が取り入れられるようになりました。つまり、私たちが最も得意とする“物語を紡ぐ”ことで、収益が期待できるようになったのです。これまで培ってきた“物語編集力”を応用し、高い信頼性を獲得する広告を企業様や団体様などのために制作することが可能になりました。それを私たちの収益源の一つとすることを考えています。

また、これまでインタビューを通じて培ってきた海外出身者とのネットワークや、私たちがこれまで行ってきた公開インタビュー、英語朝活などを、今後は教育分野に活用し、それも収益源にすることを検討してまいります。

 

2016年1月30日、My Eyes Tokyoについて英語で詳細に書かれた記事が、シンガポール本拠のオンラインメディア「Tech In Asia」に掲載されました。このメディアは、アジア中の起業状況を日々配信するもので、英語という言語の特性ゆえに、アジアのみならず世界中で閲覧されています。

そのようなメディアに私たちの記事が掲載されてからの約3日間で、その記事は400超の「いいね!」を獲得しました。この数値は同メディアの他の記事よりも高く、しかもシンガポールを拠点とする同メディアの特性から、「いいね!」の大半は日本国外からの反応と推測。全くの個人的ブログと言っても差し支えない、吹けば本当に飛んでしまう非常に小さな規模のメディアが、日本国内より先に海外から注目を浴びるという、大変稀有な事例となりました。それはつまり、その記事のタイトルにある「多様性に乏しい日本で、海外から来た人たちにスポットを当てる」というMy Eyes Tokyoのコンセプトが、海外の人々に歓迎されたからに他なりません。

 

My Eyes Tokyoのような「多様性を愛し、真に世界に開かれたメディア」の存在を全世界に向けて伝えることは、「世界に向けて懸命に開こうとしている東京や日本」の姿を示すことにつながります。それは決してこの国にとってマイナスにならないどころか、世界都市・東京、観光立国・日本にとって大きなプラスになります。

たとえ手間と時間がかかっても、このようなメディアは絶対に必要なのです。さらに申せば、手間と時間は、有能で情熱に溢れた人々からご協力を得ることで削減できます。

 

My Eyes Tokyoは、まずは海外出身の人々が欲するメディアであることが証明されました。次は日本人たちです。My Eyes Tokyoというメディアの存在が広く知れ渡れば、必ずや人々から必要とされるのです。

 

これらを実現させるために、皆様のご協力を仰ぎたいと考えています。My Eyes Tokyoを大きくし、東京や日本の新しい姿を広く世界に示すことに、ぜひ力をお貸し下さい。皆様と共に、東京や日本のイメージのさらなる向上を目指したいと考えています。

 

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